CBCテレビ「井上ドラゴンズ”日替わり”打線と守備、そろそろやめにしませんか?」
5/18(月) 18:10配信
「本職」という言葉がある。一義的には「本来の職業」「主たる職業」の意味なのだが、「その仕事を専門とする人」「くろうと」などの意味も含む。
井上ドラゴンズの戦いを見ていると、なかなか「本職」の姿が見えないことが気になる。(敬称略)
竜打線がなかなか固定されない。日替わりが続く。「3番・村松開人、4番・細川成也」はようやく落ち着いてきた印象だが、
続く5番もジェイソン・ボスラーなのか石伊雄太なのか。毎試合のようにスタメンの顔ぶれも打順も変更されている。
かつて大島洋平が語った言葉を思い出す。
「打順にはそれぞれ役割がある。ある程度は固定してほしい」。
実は2019年(平成31年)からの与田剛監督の時代、1番打者と2番打者を行ったり来たりしていた頃のことだった。打順が日毎に変更される難しさを吐露していた。
与田監督の後を受けた立浪和義監督も、よく打順を動かした。そして井上一樹監督になってもそれが続いている。
もちろん他球団にも似た傾向のチームはあるが、ほぼ固定されたオーダーで試合に臨む阪神タイガースがうらやましい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8da2e5f74e033b6666e2a9bbbc37bac971c84901
村松開人の3安打5打点、先発の大野雄大も29イニング無失点と好投、東京ヤクルトスワローズに大勝したかと思うと、翌5月17日は高橋宏斗(※「高」は「はしごだか」)で完敗した。
波に乗れない。そんな戦いの中で気になるのは、毎試合のように変わる打順だが、”日替わり”なのは打線だけではない。
井上竜の場合、その守備位置も目まぐるしく動く。
井上一樹監督は「ユーティリティープレーヤー」を重宝しているようだ。スポーツにおいて複数のポジションをこなすことができる選手のことである。
このところドラゴンズには、こうした選手がとても多い。基本9イニングのゲームを進める上で、その存在が便利で重要なことは理解できる。
もともとはサードが本職だった石川昂弥が、脚の状態に不安があった時にファーストを守ったことがあった。高橋周平も同様、しかしそれは「内野手」内の範ちゅうである。
ドラゴンズの場合は、内野手と外野手の”垣根を越える”選手も多い。
助っ人の外国人選手では、オルランド・カリステとジェイソン・ボスラー。カリステは立浪和義監督2年目の2023年(令和5年)に入団した。最初のシーズンはショートを守ることが多かったが、サードとセカンドの守備にもついた。
翌シーズンはファーストも守った。3年目は外野手として60試合以上に出場した。ボスラーは内野手が中心だが、米国でもユーティリティープレーヤーとして外野も守っていた。
ただ、井上一樹監督1年目の昨季は100試合以上をファーストとして出場し、実績も残していた。今季はサードや外野も守る。日本人選手では板山祐太郎が、内野を守ったり外野を守ったりしている。
土田龍空もセカンドでスタメン出場した翌日、今度はセンターでスタメンだった。とにかく守備位置は目まぐるしく動く。
