【文春】侍ジャパン監督、「イチローには断られ、松井秀喜には門前払い…」 井口資仁“監督”誕生の裏にあった難航極めたドタバタ選考
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《侍ジャパン監督》「イチローには断られ、松井秀喜には門前払い…」井口資仁“初のメジャーリーガー監督”誕生の裏にあった「難航極めたドタバタ選考」
プロ野球ダイエー(現ソフトバンク)やメジャーリーグで活躍し、ロッテの監督を務めた井口資仁氏(51)が野球日本代表「侍ジャパン」の監督に内定したと報じられた。
井口氏は6月14日に都内で行われたイベントで監督候補として自身の名前が挙がっていることに関して「責任の重い仕事だが、興味はある」と口にするなど、前向きなコメントを残していた。
イチロー氏には早々に断られ、松井秀喜氏にも門前払いを…
「5月末に任期を終えたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の井端弘和前監督と同様、選考は難航しました。前回の選考から監督候補としてリストの最上位に名前があるイチロー氏は五輪のプロ参加に否定的な考えの持ち主で早々に断られ、巨人の次期監督就任の可能性がある松井秀喜氏にも門前払いを食らった。23年大会で日本を優勝に導いた栗山英樹氏の再登板も取りざたされるなど、名前が挙がってはすぐに消える状況でした」(スポーツ紙デスク)
井口氏は元メジャーリーガーとして初の侍ジャパン指揮官となる。
「井端氏にメジャー経験がなく、大谷翔平、鈴木誠也ら日本人メジャーリーガーとのコミュニケーションに及び腰だった反省を踏まえ、大リーグでのプレー経験が条件のひとつとされました。ホワイトソックスとフィリーズでワールドシリーズ優勝を経験している井口氏はその条件に合致する。さらに他国のデータ分析が日本よりはるかに進んでいる現状を踏まえて、データ分析に精通していることも条件に加えられた。井口氏はメジャー時代に先進的なデータ分析に触れたことでロッテ監督時代はアナリスト部門を重用。この点も侍ジャパン強化委員会から好感をもたれた」(同前)
ただ問題も山積みだ。
「井口氏はWBCで最大の課題となったピッチクロックを経験した世代でもない。井端氏と同様に経験者に対処法を聞きながら合宿で経験を積むしかない。またメジャー経験者と言っても、大谷や鈴木といった次の大会でも主力となりうる選手とパイプが太いわけでもない。そもそも彼らを呼べるかどうかに疑問符が付く」(同前)
厳しい船出が予想される井口ジャパンの当面の目標はロス五輪出場権の獲得だ。
「27年秋に行われる予定の第4回WBSC世界野球プレミア12でアジア最上位になれば五輪の切符が手に入る。しかしメジャー組は出場できず、国内組だけで挑むことになる。成長著しい韓国、台湾に勝てるかは微妙なところ。前回の24年大会では決勝で台湾に敗れています」(同前)
あえて「火中の栗」を拾った井口新監督の手腕が問われる。