暇 ひまネタNEWS(^o^) | スキマ時間にちょっとしたネタを提供スキマ時間に、話題のまとめを一気読み 全サイト自動巡回中
HIMA NETA ORIGINAL READER
本文だけモード テクノエッジ IT・ガジェット 約11分で読めます

ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表 超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も

読みやすさ この端末に設定を保存します
書体
文字
背景

広告・ランキング・関連記事を除き、配信元の安全な文字装飾だけを残しています。

テクノエッジ編集部ピックアップ

テクノエッジ編集部ピックアップ

テクノエッジ編集部がピックアップしたニュースをお伝えします。

SHARE

ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も
  • ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も
  • ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も
  • ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も
  • ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も
  • ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も
  • ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も
  • ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も
  • ShiftallとTBS、PCレス配信ボックス「HOMRA 4K」発表  超低遅延LMS対応、4系統入力・最大4本同時配信やSDカード録画も

VR機器でおなじみのShiftallとTBSが、共同開発したPCレス配信デバイス「HOMRA 4K」(ホムラ フォーケー)を発表しました。

据え置きでもカメラにマウントしても使える小さなボックス型で、HDMI / 放送用のSDIを含めた4系統入力のスイッチ・ミックスと最大4ストリーム同時配信、SDカードへの録画に対応します。

配信は一般的なSRT/RTMPに加え、TBSなどが開発した超低遅延伝送方式「LMS」にネイティブ対応。趣味からプロの放送レベル配信まで、PCレスで実現します。

■ カメラをつなぐだけでLMS伝送・ライブ配信


HOMRA 4Kは、カメラの映像と音声をPCレスでエンコードして送れる配信・伝送機。TBSとWOWOWエンタテインメントが共同展開する超低遅延の伝送方式「LMS」(Live Multi Studio)に加え、SRT、RTMP、RTSPでの送出に対応し、YouTube LiveやTwitchへも直接配信できます。

入力は3G-SDIとHDMIが1系統ずつ。HDMIは入出力とも最大4K/60p、SDIは最大1080p60で、1080i59.94などのインターレース信号も受けられます。

4K/60pの映像は、そのままH.264またはH.265でエンコードして配信できます。1080p60なら最大4ストリームを同時に配信可能。

配信と同時に、SDカードへの最大4K/60p録画にも対応します。Shiftallの岩佐琢磨CEOは、4Kを15~20Mbpsで配信しつつ、アーカイブには高画質な30Mbpsで録画するといった使い分けを例に挙げました。

配信は固定ビットレート(CBR)にも対応。可変ビットレートは映像の変化が少ないあいだはビットレートを下げて帯域を節約できますが、大きな動きがあった瞬間に追従できずノイズが載ることがあります。

TBSテレビ 未来技術革新事業部 部長の中野圭氏は、放送用の映像ではブロックノイズが出ると致命的だとして、CBR対応を利点に挙げました。

HDMI出力は、ネット経由で受けた映像を出力するデコーダーとしても使用可能。HOMRA 4Kをネットワーク両端で使えば、送り側と受け側の双方をPCレスにもできます。

▲ PCとキャプチャー機器の組み合わせを1台に


これまでSDIカメラの映像をLMSで送るには、キャプチャー機器でPCに取り込み、PC上のLMSアプリから送る構成が必要でした。LMSの公式サイトも、SDI入力にはUVC機器かBlackmagic DesignのDeckLinkシリーズが必要としています。

中野氏は発表会で、スマートフォン同士ならLMSで簡単につながる一方、少し複雑なシステムではPCが必要になってしまい、設置スペース、長時間運用でのフリーズ、持ち運びにくさ等が課題だったと説明しました。HOMRA 4Kはこの構成を1台にまとめ、カメラにマウントしたワンオペでも高品質配信を可能にします。

細かな設定・操作は、PCやiPadなどのブラウザから本体内蔵のWebインターフェースにアクセスする仕組み。日本発の製品らしく、インターフェースは日本語と英語に対応します。中野氏によれば、放送現場では分かりやすさが「絶対的なポイント」とのこと。

▲ そもそもLMSって?フィジカルAI分野でも使われる超低遅延


LMSはTBSとWOWOWエンタテインメントが中継費用の削減を狙って開発した伝送方式で、ネットごしに超低遅延の映像・音声と、カメラ操作やタリーなどの制御信号を送受信できます。

特許技術「Multi Latency」により、1本の送信から、0.1秒以下の超低遅延の映像と、パケットロス時の再送で安定させた映像の両方を同時に受信できる点が特徴です。

2024年11月末に有料プランを開始するなど他の放送・配信事業者や組織、個人にも提供しており、公式サイトによればニュース番組や国際スポーツ大会、音楽イベントの制作現場でも利用されています。中野氏によれば、最近ではサッカーの国際試合でレフェリーカメラの映像伝送にも使われました。

商用利用には有料プランが必要で、フルHDまでの「COMMERCIAL」が月6000円、解像度に制限のない「PRO」が月1万6500円(いずれも税込)。通信費も別にかかります。

LMSは放送・配信現場のニーズで開発された方式ですが、低遅延の映像伝送という特性を活かして、最近流行のフィジカルAI分野などでも応用されています。

たとえばロボットでは、人間のオペレーターがカメラごしに遠隔操作して、AIに見本の動きを教える「ティーチング」で、超低遅延の特性を活かしてLMSが使われる例も。HOMRA 4Kは放送・配信以外にも、低遅延伝送が求められる用途でPCレスのセットアップを可能にする機器として売り込む狙いです。

■ 4ソースの切り替えとテロップ、音声ミックス


HOMRA 4KはSDI、HDMI、USB接続のWebカメラ等(UVC)、SDカード内の動画の最大4系統を、黒画面を挟まずに切り替えられる簡易スイッチャー機能に対応。SDカード内の画像をテロップとして重ねる機能や、PCのスライドと登壇者を合成するなどのピクチャー・イン・ピクチャーも備えます。

4K入力はHDMIだけで、SDIは1080pまでのため、現状では4K同士の切り替えはできません。USB(UVC)経由の4K入力は技術検証中。

音声は、3.5mmのステレオライン入力、SDI/HDMIの埋め込み音声、USBオーディオ、UVC機器の音声を、それぞれ独立して音量調整してミックスできます。開発にはTBSの音声の専門家も加わりました。

PCとUSB Type-Cでつなげば、USB WebカメラとしてOBSなどに映像を渡せます。USB出力にも、ミックスした音声を載せられます。

■ カメラ上に載せるワンマン中継向け筐体


高さ1U、幅1/4U以下の手のひらに載るサイズの筐体で、据え置きだけでなくカメラの上に載せて使う想定です。カメラマン出身という中野氏は、撮影者がタリーランプを見ながら扱える小型機にこだわったと話しています。

(タリーランプはオンエア中のカメラでは赤、待機中・プレビュー中は緑など、カメラマンや出演者にカメラの状態を伝えるために使われるライト。HOMRA 4Kでは、タリーとして使わないときは配信中は緑、エラー発生時に赤などのステータス用にも使えます。)

1Uのラックにも4台を並べられ、計16ストリームの配信にも対応します。屋外の真夏の運用を見込み、側面にファンも搭載。

前面には入出力映像と配信状態を確認できる2.0インチのカラー液晶を搭載します。

電源はUSB PD(9V/3A、27W以下)のUSB Type-C給電。iPhoneを急速充電できる程度のモバイルバッテリーでも動きます。USB-C端子は、抜け防止のネジ留め式にも対応。

ネットワークはギガビットイーサネット2口と、USB接続のWi-Fiアダプターによる無線に対応。2口のLANは、2回線での冗長化や、操作用端末と配信用回線のネットワーク分離に使えます。

▲ 配信専用機との比較


配信専用機では、Blackmagic Designの「Blackmagic Streaming Encoder 4K」が12万1800円(税込)。12G-SDI入力でSDI経由の4K配信に対応し、SRTとRTMPで送出できますが、映像入力はSDIのみで、本体への録画機能はありません。

BlackmagicDesign Blackmagic Streaming Encoder 4K BDLKWEB/D/SED4K
¥112,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
Amazon

HOMRA 4KはSDI入力が1080pまでの一方、4K対応のHDMI入力、SD録画、4系統の切り替え、デコーダー、LMSを1台に載せます。

中野氏は、最大のライバル製品は配信しかできないとして、配信と同時に録画できる点を現場向けの利点に挙げました。岩佐氏は他社のエンコーダーとの違いとして、オンカメラ運用を前提にした設計、HDMI出力によるデコーダーやレコーダーとしての使い道、外付けSSDなしで録画できる点を挙げています。

▲ 「PCレス」はVTuberやPC配信者にも朗報、GPU高騰の救済にも


TBS共同開発、放送グレードの低遅延方式対応、カメラにもマウントできるなど放送局のプロユースに活躍できる機材ですが、デスクに据え置きでの使用でも、たとえば個人VTuberなどにも、高価なPCを置き換えて安定した専用機器に任せられる点で有用です。

たとえばPCゲーム配信ならば、PCの性能はできるだけゲームに使いたい、さらにVTuberならばアバターを高精細に滑らかに動かしたり、シェーダーやトラッキング等々、PCの性能はいくらでも欲しくなります。

配信の安定性も含めればPC 2台以上の体制が望ましいところですが、高度なゲームや動画配信に耐えるPCは、RAMやGPUの高騰で非常に高価。HOMRA 4Kはプロシューマーや趣味の配信者も含めて、セットアップに組み込める製品です。

■ Cerevo時代以来の配信機器

ShiftallといえばVR機器のイメージですが、元は2018年に、配信機材で知られるCerevoから分離独立した会社。

岩佐氏によれば、Cerevo時代は2018年までにライブ配信機器を6機種出しており、早くも2010年には、当時のオンライン動画配信で大きな存在だったUstreamに対応したデジタルカメラ「CEREVO CAM live!」を発売していました。HOMRA 4Kは、Shiftallとしては初めてのライブ配信機器になります。

■ 質疑応答から


4ストリーム配信の仕組みについて。4系統の入力を1つの映像エンジンでまとめ、その1つの映像をビットレートを変えて4本送る形。

放送局のリモートプロダクションのように入力ごとに別々に送りたい場合は、1入力1出力の機器として複数台並べる使い方を想定しています。

複数台を使うときの同期は、各ストリームは独立しているものの、フレームに付いたタイムスタンプを見て受信側で遅延をそろえて合わせる仕組みです(TBS側でHOMRAのソフトウェア技術開発を担当する松田氏)。

カメラ制御は、PTZカメラのコントローラーが出すイーサネットの制御パケットを、LMSでそのまま遠隔地に延ばす仕組み。パケットで制御する機器であればCCU(カメラコントロールユニット)も同様に扱え、中野氏によればCCUを遠隔操作した実績もあります。

LMSの中継サーバー機能「Weaver」にも対応。

SDI出力がループアウト(パススルー)だけの理由について、岩佐氏はコストとサイズを挙げました。技術的には載せられるものの、SDI出力を1系統足すと原価が大きく上がり、メモリーやSoCなど部品価格が高騰するなかで10万円前後を守るために見送ったとしています。

岩佐氏いわく、開発で苦労したのは小さな筐体に収める回路設計と放熱設計。しかしもっとも手間がかかったのは両社のエンジニアを総動員したソフトウェアだったとのこと。

「ほむら」という製品名は、日本ブランドとして世界に広げるためにあえて選んだ和風の命名。聖火リレーのように人と人をつなぎ、安心して映像を届けるという意味を込めて「ほむら」にしたとの説明です。

■ 発売は2027年3月ごろ予定、10万円前後、米欧でも展開


価格は10万円前後、発売は2027年3月ごろの予定で、国内に加えて米国と欧州でも展開します。

11月中旬に開幕する展示会Inter BEE 2026のTBSブースで実機を展示し、12月のリモートオペレーションエキスポにも出展します。2027年1月のCES 2027にも量産モデルを出展する予定。

販売はShiftallのECサイトで個人も買えるようにするほか、プロ向けAV機器を扱う商社や販売店でも入手できるよう調整する見込みです。

Shiftall 防音マイク mutalk 2 深夜にオンラインゲームのボイチャで大騒ぎしても家族に怒られない! 高い防音性能に加え、低遅延 オンラインMTGやVRにも最適。
¥18,820
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
Amazon
《テクノエッジ編集部ピックアップ》

SHARE THE STORY この記事をみんなにシェア

テクノエッジ編集部ピックアップ

テクノエッジ編集部ピックアップ

テクノエッジ編集部がピックアップしたニュースをお伝えします。

ショート動画

TechnoEdge
BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。

元のページを確認する

必要な場合のみ、広告などを含む配信元ページをフレームで表示できます。