現地時間9月11日(日本時間9月12日)、Robloxは年次開発者会議「Roblox Developers Conference(RDC)」を開催しました。プラットフォームの20周年に合わせ、遊ぶ・つくる・見つけるの3領域で新機能が示されています。
柱となるのは4つ。インストール不要のブラウザプレイ、オフラインでのソロプレイ、スマートフォンから制作できる新タブ「Build」の提供地域拡大、そしてクリエイター向けの新しい入金手段です。
■ブラウザとオフラインでも遊べる
年内には、ゲームの詳細ページからChrome上で直接ゲームに参加できるようになります。アプリの導入は不要で、対応ブラウザは今後追加される予定です。検索結果やYouTube、X、友人から届いたメールのリンクから、そのまま遊び始められる形になります。
オフラインのソロプレイについては、今後1年のうちにクリエイター側が有効化できる見込みです。全体の提供時期は2027年半ば、早期アクセスは近日中とされました。このほか、ゲームをまたいで会話が続くフレンドチャットタブ、文字入力を声で代替する音声入力も加わっています。
■2Dやパズルゲームにも対応
3Dのマルチプレイが中心だったエンジンに、2Dやパズル向けの機能が追加されます。正射投影カメラ、アニメーションに対応した画像コンテナ、スプライトシートの直接読み込みなどです。UI面ではぼかしやテキストの影、グラデーションの改善が入ります。ターン制の非同期マルチプレイ向けには、順番を知らせる通知機能を10月にStudioベータへ、年内に正式版として届ける計画も示されました。(※スプライトシートとは、複数のキャラクター画像を1枚にまとめた素材のこと)
■スマートフォンからプロンプトで制作
アプリの新タブ「Build」では、文章の指示だけでゲームを組み立てられます。ニュージーランドでのアルファ公開以降、約9,000本が公開されました。制作した利用者のうち71%は、Roblox Studioを使った経験がなかったといいます。
公開アルファはセルビアとシンガポールにも広がり、素材ライブラリやデスクトップ対応も加わります。年内には、文章と参考画像からシーンを生成するScene GeneratorがBuildとStudioの双方に入る予定です。
■収益は毎営業日の受け取りへ
2013年のDevEx開始以降、クリエイターの報酬総額は50億ドルを超えました。直近12か月では約17億ドルです。今回はRoblox WalletとRoblox Cardが発表されています。Walletは金融パートナーの口座をCreator Hubから利用する仕組みで、報酬は毎営業日に実通貨で支払われます。対象は米国在住で18歳以上の独立クリエイター。年内に順次開始され、翌年には国外への拡大も計画されています。Cardの提供は2027年の予定です。
ゲーム動画から直接遊べるMomentsタブは、米国で全面提供に入りました。10月からは動画内のアバターをタップして、着用アイテムを購入できるようになります。
なお、同社によると、前四半期にプレイヤーがRobloxで費やした時間は290億時間、対象は180か国以上に及ぶとしています。
参考
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