モニターが意思を持ったみたい。
ほとんどのPC環境はデスクにモニターを置いて、細かい文字を見る時なんかにユーザー自身が顔を近づけます。モニターアームがあれば、グイっと引き寄せたりも可能です。そしたらまた戻す動きが面倒かもしれません。
モニター自体がユーザーに合わせれば楽チンなんですけどね。
とにかく目を合わせてくるモニター
CyboPalの「CyboPal ONE」は、27インチモニターと一体型のロボット・モニターアーム。ユーザーの遠近に応じて自動で画面の距離を調節。顔が左右に揺れればモニターも見やすくなるよう角度を変え、立ち上がればモニターも上に伸びます。
ジェスチャーと音声でも操作ができ、縦横の回転やチェアのリクライニングに応じて手前に伸びることも。さらには指を上下に泳がせる動きで、画面のスクロールもできます。
AIで作業の効率化
AIの「Pauli Agent」でも画面の回転やソフト切り替え、明るさ調節、カメラとマイクをオフにするプライバシーモードに切り替えも可能。タブ切り替えやウェブ検索、音声から文字起こし→要約してメールやSlackの下書き→修正と送信なんてこともできます。
多数のセンサーを搭載
ジャスチャーや顔追跡は、モニター上部にあるハイダイナミックレンジ・カメラ、空間認識用3Dセンサー×2、振動検知用の慣性計測ユニット、関節にかかる力を検知するセンサーで行います。

そのものがひとつのコンピューター
ロボアームには8コアARMプロセッサーにNPU(ニューラルネットワーク・プロセッサー)、8GBメモリー、128GBのストレージ、スピーカーが内蔵されています。センサー類と連携することで、あたかもSF映画のコンパニオン・ロボみたいな挙動をするんですね。ちなみに停電時はバックアップ電源で所定の低さに戻る機能もあるそうな。
既に使っているWindows、macOS、Linuxと、HDMI 2.1かUSB-Cケーブルで繋げば使えるようになります。もしサブモニターを探しているなら、未来の技術みたいなモニターで作業効率を爆上げするのもありでは。
筆者は卓上のロボアームを見るたびに、「欲しいけど特に用途がないなー」と思っていたんですよね。でもアームが画面と一体ならこんなことができるのか、と膝を叩いてしまいました。『アイアンマン』の中の人、トニー・スタークが使っていそうなSFガジェットぶりが刺さります。
クラファンで出資ができる
「CyboPal ONE」は現在、海外のクラウド・ファンディングで出資金を募っています。執筆時の最安プランは、先着300台限定で12,536香港ドル(約25万3000円)。すでに495人から1億7300万円以上が集まっていました。頓挫や延期の可能性もあるので、もし出資する際はご注意ください。
Source: YouTube, Instagram, CyboPal, KICKSTARTER
