2026/11/05(木) - 19:15
ポルティ・ヴィジットマルタが寺田吉騎(チーム右京)と2027年からの2年契約を結んだと発表した。シマノレーシングからバーレーン・ヴィクトリアスの育成チームを経た24歳が、プロのチャンスを掴んだ。

宇都宮ジャパンカップに出場した寺田吉騎 photo:Satoru Kato
「このチームに加入できることを大変嬉しく思います。日本人選手にとってこのようなチャンスは滅多になく、新たな挑戦に挑むことをとても楽しみにしています。今季ヨーロッパで走ったことで競技レベルの高さを肌で感じ、得意とする集団スプリントで結果を争うことができました。高校卒業以来、プロ選手になることを目指して活動を続けてきて、年々ステップアップできている実感があります。片山(右京)氏とHAYFスポーツの提携のおかげで今回の機会を得ることができました。このチャンスを最大限に活かし、チームにできる限り貢献できるよう全力を尽くします」と、寺田はプレスリリースで語った。
一方、ポルティ・ヴィジットマルタの監督であるジョヴァンニ・エレナ氏は、「我々は(寺田)吉騎に対し、特にスプリント面で大きな期待を寄せている。とりわけアジアのレースにおいて、チームにとって重要な役割を果たしてくれると確信している。また、彼の加入によってチームの国際色も一層豊かになる。異なるチーム環境を経験してきた若手であり、まだまだ伸びしろも十分だ。彼がさらなる成長を遂げ、キャリアにおいて新たな一歩を踏み出せるようサポートしていきたいと考えている」とコメントを寄せた。

10月3日のおおいたアーバンクラシッククリテリウムで勝利した寺田吉騎 photo:Satoru Kato
2002年1月23日生まれの寺田は24歳。2023年、24年とシマノレーシングで走り、その後バーレーン・ヴィクトリアス・ディベロップメントチームに移籍。今年チーム右京に加入すると、ジロ・ディ・サルデーニャ(UCI2.1)の最終日に7位に入り、続くツール・ド・台湾(UCI2.1)では2度の区間3位に食い込んだ。その後も2クラスのレースで1桁リザルトを連発し、おおいたアーバンクラシッククリテリウムで優勝。10月の宇都宮ジャパンカップでもワールドチームが揃うクリテリウムで5位入賞を果たした。
前日に発表されたフェデリコ・イアコモーニ(イタリア)に続き、チーム右京からポルティ・ヴィジットマルタに移籍するのは2人目。冒頭の寺田による言葉にあったように、チーム右京の代表である片山右京氏が、ポルティ・ヴィジットマルタを運営するHAYFスポーツにパートナーとして加わったことから、この移籍が実現した。
自転車ロードレースにおいて、UCI(国際自転車競技連合)が定めるプロとはワールドチームとプロチームに所属する選手のことを指す。2026年シーズンに日本人でプロチーム以上に所属していたのは新城幸也(ソリューションテックNIPPOラーリ)と小山智也(ブルゴス・ブルペレットBH)の2名で、どちらも来年以降の去就は明らかにされていない。そうした狭き門であるプロの舞台で、寺田の走りが注目される。
text:Sotaro.Arakawa
photo:Satoru Kato

「このチームに加入できることを大変嬉しく思います。日本人選手にとってこのようなチャンスは滅多になく、新たな挑戦に挑むことをとても楽しみにしています。今季ヨーロッパで走ったことで競技レベルの高さを肌で感じ、得意とする集団スプリントで結果を争うことができました。高校卒業以来、プロ選手になることを目指して活動を続けてきて、年々ステップアップできている実感があります。片山(右京)氏とHAYFスポーツの提携のおかげで今回の機会を得ることができました。このチャンスを最大限に活かし、チームにできる限り貢献できるよう全力を尽くします」と、寺田はプレスリリースで語った。
一方、ポルティ・ヴィジットマルタの監督であるジョヴァンニ・エレナ氏は、「我々は(寺田)吉騎に対し、特にスプリント面で大きな期待を寄せている。とりわけアジアのレースにおいて、チームにとって重要な役割を果たしてくれると確信している。また、彼の加入によってチームの国際色も一層豊かになる。異なるチーム環境を経験してきた若手であり、まだまだ伸びしろも十分だ。彼がさらなる成長を遂げ、キャリアにおいて新たな一歩を踏み出せるようサポートしていきたいと考えている」とコメントを寄せた。

2002年1月23日生まれの寺田は24歳。2023年、24年とシマノレーシングで走り、その後バーレーン・ヴィクトリアス・ディベロップメントチームに移籍。今年チーム右京に加入すると、ジロ・ディ・サルデーニャ(UCI2.1)の最終日に7位に入り、続くツール・ド・台湾(UCI2.1)では2度の区間3位に食い込んだ。その後も2クラスのレースで1桁リザルトを連発し、おおいたアーバンクラシッククリテリウムで優勝。10月の宇都宮ジャパンカップでもワールドチームが揃うクリテリウムで5位入賞を果たした。
前日に発表されたフェデリコ・イアコモーニ(イタリア)に続き、チーム右京からポルティ・ヴィジットマルタに移籍するのは2人目。冒頭の寺田による言葉にあったように、チーム右京の代表である片山右京氏が、ポルティ・ヴィジットマルタを運営するHAYFスポーツにパートナーとして加わったことから、この移籍が実現した。
自転車ロードレースにおいて、UCI(国際自転車競技連合)が定めるプロとはワールドチームとプロチームに所属する選手のことを指す。2026年シーズンに日本人でプロチーム以上に所属していたのは新城幸也(ソリューションテックNIPPOラーリ)と小山智也(ブルゴス・ブルペレットBH)の2名で、どちらも来年以降の去就は明らかにされていない。そうした狭き門であるプロの舞台で、寺田の走りが注目される。
text:Sotaro.Arakawa
photo:Satoru Kato
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