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パタゴニア「ナノエア」が進化!冬の外遊びを快適にする秘密を聞きました

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パタゴニア「ナノエア」が進化!冬の外遊びを快適にする秘密を聞きました
寒い季節のアウトドアで、ウェアの脱ぎ着を面倒に感じた人もいるだろう。そんな悩みに応えてくれるのが、パタゴニアの「Nano-Air(ナノエア)」シリーズだ。2026年秋冬シーズンには、そのナノエアのラインアップが進化。2026年10月7日に東京・大崎のパタゴニア直営店で開催されたイベントでは、改良された機能の紹介に加え、異なるフィールドで活躍する3名のアンバサダーが登場。実際の使用体験を交えながら、ナノエアの魅力を語ってくれた。
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暖かさを保ちながら熱を逃がす、独自の中綿素材

パタゴニア
進化した「ナノエア」シリーズ。

ナノエアが初めて登場したのは2014年。パタゴニアが「アクティブ・インサレーション」というカテゴリーを独自の発想で切り開いてきたシリーズだ。

従来の防寒着では、運動中に熱や湿気がこもり、ウェアを脱ぎ着したり、ジッパーを開閉することで温度を調整することがあった。ナノエアは、こうした着脱や動作を減らし、着たまま行動し続けられるように設計されたウェアである。

その中心となるのが、パタゴニア独自の「フルレンジ・インサレーション」と呼ばれる中綿素材。保温性と通気性を兼ね備え、伸縮性にも優れているのが特徴。体の動きを妨げにくく、運動中に発生する余分な熱や湿気を外へ逃がすことで、快適な着心地を保つ。

また、表地には耐久撥水(DWR)加工が施され、多少の水分を弾く機能も備えている。ミッドレイヤーとしての保温性や通気性に加え、一定の防風性や撥水性を持たせていることも特徴だ。

中綿からフィット感まで見直した2026年モデル

パタゴニア
「ナノエア・ライト・フーディ」¥42,900

今回のアップデートで注目されたのが、中綿の構造だ。

イベントでは、40gと60gのフルレンジ・インサレーションに通気口を設ける改良が紹介された。運動中に発生する余分な熱を外へ放出しやすくするための構造。無風の状態やシェルを重ねた状態では、しっかりと保温性を保ってくれる。

裏地にも変更が加えられていた。通気性を高めることで、体から発生した熱や水蒸気を中綿へ伝え、外側へ放散しやすくしているとのこと。肌触りにも配慮し、滑らかなマイクロテクスチャーを採用した。

さらに、40gの「ナノエア・ライト・フーディ」では、表地の耐久性が向上。フィットも見直され、新しいレギュラーフィットによって肩や肘の可動域が改善されている。フードはヘルメットの下に着用できる形状で、視界と快適性に配慮。袖口も改良され、前腕まで引き上げて体温を調整できる設計が特徴。

中綿だけでなく、生地やフィット、細部の使い勝手まで見直されていることが、2026年モデルの大きな変更点だ。

運動量と寒さに合わせて選べる3タイプ

パタゴニア
「ナノエア・ウルトラライト・フルジップ・フーディ」¥35,200
パタゴニア
「ナノエア・ライト・フーディ」¥42,900
パタゴニア
「ナノエア・シャツ・ジャケット」¥35,200

ナノエアシリーズには、中綿の重量が異なる20g、40g、60gのタイプがある。この数字は、中綿1平方メートルあたりの重量を表したもの。中綿の厚さや保温性の違いによって、適したアクティビティも変わってくる。

20gの「ナノエア・ウルトラライト」は、2025年に登場した軽量モデル。運動量が多く、通気性と控えめな暖かさが求められる場面を想定している。フルジップ・フーディでは、フードや肩、上腕、胸、背中に20gの中綿を配置おり、脇の下には中綿を入れず、通気性を高めている。

下腕部には汗を発散しやすい伸縮性のある素材を採用。チェストポケットに本体を収納できるため、コンパクトに持ち運べることも特徴だ。

パタゴニア
ポケット部はダブルスライダー仕様。
パタゴニア
ファスナーでコンパクトに収納可能。

40gの「ナノエア・ライト」は、寒い環境で行動と休憩を繰り返すアクティビティーに向けたモデル。2026年に改良されたナノエア・ライトは、40gのフルレンジ・インサレーションを採用し、通気性や耐久性、フィットを見直した。脇部分には20gの中綿を使用して、熱を逃がしやすくしている。

フーディのほか、ジャケットやベスト、ボトムもラインアップ。

60gのタイプは、シリーズのなかでも保温性を重視した仕様。2026年秋冬には、新製品として「ナノエア・シャツ・ジャケット」が登場した。襟付きのシャツジャケットというデザインで、日常生活での着用も意識したモデルだ。

運動量の多い場面から、寒い環境での活動、日常生活まで。ナノエアは、用途に合わせて選べるラインアップを展開している。

雪山からトレイルまで。3人のアンバサダーが語る着心地

パタゴニア
左からパタゴニアアンバサダーの木村大志さん、加藤彩也香さん、王鞍彗介さん。

今回のイベントには、パタゴニアのアンバサダーであるクライマーの王鞍彗介さん、スノーボーダーの加藤彩也香さん、トレイルランナーの木村大志さんが登場した。

白馬を拠点にバックカントリーで、フリーライドに取り組む加藤さんが愛用しているのは、ナノエア・ライト。標高の高い雪山では、ハイクアップで汗をかいたり、強い風にさらされたりと、状況が大きく変化する。

加藤さんは、ベースレイヤーの上にナノエア・ライトを着用し、その上にシェルを重ねている。運動中はシェルのベンチレーションを開閉して温度を調整することで、ハイクアップから滑走までウェアを着たまま行動できることが気に入っているそう。

雪山ではウェアの着脱に時間をかけられない場面もある。加藤さんは暖かさと通気性を備えたウェアを着ていることが、気持ちの面での安心感にもつながっていると話していた。

一方、トレイルランニングやクロスカントリースキーで活動する木村さんのお気に入りは軽量なナノエア・ウルトラライト。

木村さんは秋の山で標高差のあるルートを登った際の体験を紹介。気温が大きく変化するなかでも、暑くなればフロントジッパーを開ける程度の調整で行動を続けられたとのことだ。

特に評価していたのは、軽さと汗の抜けやすさ、そして動きやすさ。コンパクトに収納できることも、トレイルランニングでは重要な要素。必要に応じてレインウェアを重ねるなど、状況に合わせたレイヤリングも実践している。

そして、国内外の岩壁に挑むクライマーの王鞍さんからは、さらに興味深いエピソードも。

キルギスへの遠征では、ナノエア・ウルトラライトを着用。ベースキャンプでの生活から岩壁でのクライミングまで、長時間着続けていたそう。

クライミングでは、ハーネスなどの装備を身につけているため、途中でミッドレイヤーを脱ぐのもひと苦労。王鞍さんは、今回の遠征では岩壁で脱ぎたいと思う場面がほとんどなかったと振り返る。

さらに、寝るときも着用していたというから驚き。柔らかな肌触りと動きやすさが、長時間着ていてもストレスを感じにくい理由だと話していた。

山だけではもったいない! 普段の暮らしにもなじむ一着

パタゴニア
3人のアンバサダーがフィールドで実際に使用しているナノエアシリーズ。

3人の話では、ナノエアを日常生活でも愛用しているということがわかった。

加藤さんは雪かきや車の雪下ろし、ちょっとした散歩にも着用。王鞍さんは、長年使い続けているナノエアを日常の普段着としても活用しているそう。

さらに木村さんは、翌日のアクティビティーに備えて、前日の夜から着て寝てしまうという話も。過酷なフィールドで使われるウェアが、パジャマ代わりにもなっているというのは意外だった。

こうした日常での使い方にも目を向けたいのが、新製品のナノエア・シャツ・ジャケット。60gのインサレーションを採用し、襟付きのデザインを採用している。

本格的なウインターシーズンは目前。雪山で思いきり体を動かす日も、寒空の下でのんびり過ごす日も、ウェアの快適さがアウトドア遊びの楽しさを左右する。

保温性と通気性を磨き続けてきたナノエアは、これからの季節、頼りになる一着として活躍してくれること間違いなしだ。

パタゴニアの公式サイトはこちら

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