
サムスンの横開き折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold」シリーズは、昨年のGalaxy Z Fold7まで縦長を続けてきました。
しかし今年7月、その形に横長ワイドの選択肢が加わりました。正統後継の「Galaxy Z Fold8 Ultra」以外にも、開くと4:3の横長画面になるワイド型の「Galaxy Z Fold8」を追加したのです。

左からGalaxy Z Flip8、Galaxy Z Fold8 Ultra、ワイド型のGalaxy Z Fold8
そのワイド型が、来年は2機種に増えるかもしれません。韓国のリーカーであるLanzuk(란즈크)氏は10月28日、ワイド型に追加モデルを投入するのは「確定的」だとNaverのブログに投稿しました。
同氏によると、候補は画面を大きくした機種と、画面の大きさはそのままで仕様を抑えた機種の2案。発売されるのはどちらか1機種だけだといいます。
現行のGalaxy Z Fold8は、開くと4:3になる7.6型のメイン画面と、5.5型のカバー画面を備えた機種。チップは「Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy」を採用し、重さは201g。同社はGalaxy Z Foldシリーズで最も軽いとしています。
一方、本型のGalaxy Z Fold8 Ultraは8型のメイン画面を持つ上位機で、重さは215gです。
また、Lanzuk氏はディスプレイ供給元の話として、Galaxy Z Fold8に対する市場の反応が、サムスン自身の期待水準を大きく上回っていると主張。そのため来年はワイド型に追加モデルを投入する方針で、現在は2つの形でテストを進めているとのことです。
同氏によると、どちらを採用するかは近く決まる見込みだといいます。
同氏は仮の名前として、「Z Fold9 Wide」と「Wide Plus」の2機種、または「Z Fold9 Wide」と「Wide FE」の2機種を挙げました。FEはサムスンが「Fan Edition」の略として、Galaxy S20 FEなど価格を抑えた機種に使ってきた名称です。
そして、この投稿を紹介したGSMArenaは、2つの候補を「Galaxy Z Fold9+」「Galaxy Z Fold9 FE」と呼んで伝えています。
サムスンはワイド型のGalaxy Z Fold8単体の販売台数を公表していません。同社が10月22日に英国で発表したのは、Galaxy Z Fold8とFold8 Ultraの2機種を合わせた欧州販売が、8月7日の発売から9週間で前年のGalaxy Z Fold7を45%上回ったという数字にとどまります。
機種ごとの内訳は明らかにされていません(関連記事)。
一方、韓国の電子新聞(ETNews)は8月、韓国でのGalaxy Z8シリーズの事前予約のうち、70%をGalaxy Z Fold8が占めたと伝えていました。
さらに同紙は業界関係者の話として、サムスンが来年に向けて2つ目のワイド型の開発に着手し、4:3よりも動画の視聴に向く画面比率を検討しているとも伝えています(関連記事)。
個人的にはワイド型の強みをもう一段伸ばせる大画面版を推したいところ。とはいえ、どちらか1機種しか出ないなら、ワイド型を待つ人にとっては来年の選択肢がそのまま決まる話。決定が近いという同氏の言葉が本当なら、次の噂はそう遠くないはずです。