
Appleは10月13日(米国時間)に「Welcome home.」と題した新製品の発表を予告しており、主役は画面付きのスマートホームハブになると噂されています(関連記事)。その発表を目前に控え、「HomeView」という商標をApple系とみられる会社が出願していたことが分かりました。
米MacRumorsは、Appleが「Home Services LLC」というダミー会社(実体を伏せるために設立した会社)を通じて、米国などで「HomeView」の商標を出願していた可能性があると伝えています。
また、同じ時期には、別のダミー会社とみられる「Home Operations Suite LLC」が「homeOS」の商標を出願していました。
米国特許商標庁(USPTO)の記録では、HomeViewの出願人はデラウェア州のHome Services LLCで、米国での出願日は2025年3月21日。2024年9月24日にリヒテンシュタインで出願した商標を基礎に優先権を主張しています。対象の商品は、コンピューター、スマートホームハブ、ホームオートメーションハブ、音声認識機器、タッチスクリーン、カメラ、家庭用の防犯・監視機器など。スマートホームハブとして思い浮かぶ要素がそろっています。
この出願は2026年4月に異議申し立てのための公告を経て、6月2日に登録を認める通知(Notice of Allowance)が出ました。使用開始の証明を出せば登録に進める段階で、国際登録(番号1851475)も行われています。
一方のhomeOSは、Home Operations Suite LLCが2025年4月16日に米国で出願したもの。こちらも2024年10月18日のリヒテンシュタインでの出願を基礎にしています。記録上はどちらの会社もAppleとの関係を示していないものの、両社の所在地はデラウェア州ウィルミントンの同じ住所で、リヒテンシュタインでの出願日は1カ月足らずしか離れていません。
Appleには、未発表の製品名をダミー会社で出願してきた前例があります。同誌によると、2023年のVision Pro発表前には、のちにAppleとつながっていたと判明した会社が「visionOS」の商標を出願し、そのまま同機のOS名になりました。
ただ一方で、同じくAppleが出願していた「xrOS」は採用されずに終わっており、商標がそのまま製品名になるとは限りません。
ホームハブの名前には、HomePodとiPadの中間のような製品とされることから「HomePad」という呼び名も取り沙汰されています。シンプルに「Apple Home」や「HomePod Pro」となる可能性もMacRumorsは挙げています。
画面で家の状態を見渡す製品像を思えば、「HomeView」はしっくりくるネーミングです。homeOSの名前も2021年の求人情報や2024年のtvOSのコードと何度も浮上しては形にならずにきましたが、今回は商標がそろい、HomeViewは米国で登録許可まで進みました。お蔵入りになったxrOSの二の舞か、そのまま本名になったvisionOSの再現となるのか。答え合わせは3日後です。