ライブ配信サービス「ツイキャス」で、不正アクセスの痕跡が確認されました。サービスは10月28日午前から緊急メンテナンスに入り、復旧までには時間がかかる見込みです。
運営するモイ株式会社は10月28日、ツイキャスのサーバーに第三者による不正アクセスの痕跡を確認したと発表しました。現在、影響範囲などについて詳しい調査が進められています。
■ 異常検知から約10分でサービスを停止
発表によると、10月28日午前10時30分ごろ、同社のシステムで異常を検知。その後、外部からの不正アクセスの痕跡が確認されました。
同社は被害の拡大を防ぐため、直ちに該当するネットワークを遮断するなどの緊急措置を実施。同日午前10時40分ごろから、ツイキャスおよびコーポレートサイトなどを停止しました。
現在は社内の専門チームを中心に、影響範囲や原因について調査を続けています。
気になるサービスの再開時期については、安全性を十分に確認したうえで再開する方針。ただし、慎重な調査が必要なことから、復旧までには「相応の時間を要する見込み」としています。
なお、今回の発表は第一報であり、具体的な侵入経路や被害の詳細は明らかにされていません。利用者の個人情報が漏えいしたかどうかについても、10月28日の発表では明らかにされていません。
■ コーポレートサイトは一時停止を経て閲覧可能に
一時停止していたモイのコーポレートサイトは、10月29日午前現在、閲覧できる状態となっています。
同社は今後の調査状況やサービス再開時期などについて、東京証券取引所の適時開示情報伝達システム「TDnet」と公式Xアカウントを通じて発表するとしています。
■ 【追記】
ツイキャス公式Xは10月29日午後4時40分、新たな調査状況を発表しました。
それによると、現時点で不正アクセスが確認された情報は、「クレジットカードの有効期限および暗号化済みの名義」が1件、「メールアドレスおよび活動履歴等のログデータ」が6件です。
ただし、これらは不正アクセスが確認された情報であり、外部への流出が確認された件数ではありません。同社は現時点で大規模なデータ流出は確認されておらず、システムの記録からも流出の可能性は認められていないと説明しています。
一方で、その他の情報へのアクセスの可能性については引き続き調査中。サービスの再開時期についても、現段階では明らかにされていません。
<参考・引用>
モイ株式会社「当社サーバーへの不正アクセスに関するお知らせ」(2026年10月28日)
ツイキャス公式X(@twitcasting_jp)