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今度は「封書」でフィッシング詐欺 警視庁遺失物センターを装う偽通知に注意

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 フィッシング詐欺といえば、メールやSMSで偽サイトに誘導する手口がおなじみですが、今度は「封書」です。

 警視庁匿名・流動型犯罪グループ対策本部は10月8日、警視庁遺失物センターをかたる偽の封書について注意を呼びかけました。

 封書には、落とし物として「マイナンバーカード」が届けられたとする通知書が入っており、QRコードから偽サイトへ誘導して個人情報を盗み取ろうとする手口です。

■ いかにも公的な通知を思わせる封筒と通知書

 警視庁が公開した画像を見ると、茶色い封筒には「警視庁遺失物センター」の名称や住所が印刷されています。

 中には「遺失物通知書」と題した文書が入っており、「あなたのものと思われる身分証明書が落とし物として届けられ、現在、当センターで保管しております」と記載されています。

 さらに、保管物件として「マイナンバーカード」と明記。受理番号や受付年月日も記載するなど、いかにも公的な通知を思わせる体裁になっています。

■ 実際に存在する「郵送での通知」を悪用

 厄介なのは、警視庁の遺失物センターでは、実際に落とし物の持ち主へ手紙で通知することがある点です。

 警視庁の公式サイトでも、落とし物が見つかった人への連絡方法として「拾得物受理通知書」を郵送するケースが案内されています。

 また、窓口に出向くことが難しい人向けに、オンラインで返還の送付手続きを行う制度もあります。

 つまり、封書で落とし物の存在を知らせ、オンラインで返還手続きを案内するという流れ自体は、実際の制度にも存在するものです。

 今回の偽通知は、こうした本物の手続きを装っているとみられます。

■ 警視庁「封書には必ず切手が貼ってあります」

 警視庁は、正規の通知と見分けるポイントとして、「封書には必ず切手が貼ってあり」、「問い合わせ先に携帯電話番号を記載しない」ことを挙げています。

 公開された偽の封筒にも切手が貼られておらず、通知書の問い合わせ先には070から始まる携帯電話番号が記載されています。

 警視庁は、不審な封書が届いた場合は最寄りの警察署に相談するよう呼びかけています。

 封書に記載されたQRコードや電話番号をそのまま信用せず、確認する場合は警視庁の公式サイトなどから連絡先を調べることが重要です。

<出典>
警視庁匿名・流動型犯罪グループ対策本部 公式X(@MPD_tokuryu)
警視庁「見つかった方の送付手続き」
警視庁「送付手続きについて」

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