国内ECのメルマガ調査で、定期配信が最も多い時間帯は18時台と判明。割引率の中央値は20%で、件名では「限定」が最多だった。ワンクリック配信停止への対応状況や、登録サンクスメールの特典実態も明らかになった。
鳥栖 剛[執筆]
11月5日 9:30
国内ECブランドのメールマガジンを対象とした調査によると、定期配信メールの送信時刻で最も多かったのは18時台で、全体の15.6%を占めた。割引率を打ち出したメールの割引率は中央値が20%。件名に使われた言葉では「限定」が13.9%で最多だった。
調査は、Web集客支援を手がけるSweetLeapが運営する、競合のメルマガを調べられるデータベース「メルマガ図鑑」が実施した。2026年9月27日~10月10日に受信したメールを集計。国内ECブランド4258社から届いた7621通を対象とした。
配信は18~20時台に約4割、金曜日が最多
定期配信メール3103通の送信時刻を集計したところ、最も多かったのは18時台で15.6%だった。18~20時台の3時間で全体の39.8%を占めた。曜日別では金曜日が26.3%で最多となり、木曜日、水曜日が続いた。

割引率を打ち出した定期配信メールは717通。割引率の中央値は20%で、10%台の割引が最も多く36.3%を占めた。件名に使われた言葉では「限定」が13.9%で最も多く、「OFF」(12.7%)、「本日」(8.6%)が続いた。
登録サンクスメールの割引・クーポン特典は1.3%
登録直後に届いたサンクスメールは3980ブランド分を調査した。割引・クーポンの登録特典を案内していたのは53ブランド(1.3%)だった。送料無料を案内していたのは4ブランド、ポイントを特典として案内していたのは6ブランド。

割引特典の金額は中央値が500円で、500円の割引が最も多く13ブランド。次いで300円が9ブランド、1000円が6ブランドだった。割引率の中央値は10%で、5%と10%がそれぞれ6ブランド、15%が3ブランドとなった。
配信停止・DKIMの設定状況
定期配信メールを受信した1156ブランドのうち、ワンクリック配信停止に対応していたのは1045ブランド(90.4%)。送信元と同じドメインの署名であるDKIMを確認できたのは1025ブランド(88.7%)だった。

配信停止とDKIMの設定状況は、各ブランドの最新の定期配信メール1通を確認して判定した。
なお、調査対象は、調査用アドレスで購読登録した国内ECブランドから届いたメール。国内ブランドは、受信メールの過半数で件名または本文にひらがな・カタカナを含むかどうかで判定した。メールのヘッダーと本文を自動で分類し、一部を目視で確認している。調査対象は国内EC全体からの無作為抽出ではないとしている。

調査概要
- 調査主体:メルマガ図鑑(SweetLeap)
- 調査期間:2026年9月27日〜10月10日(受信日)
- 調査対象:メルマガ図鑑が購読登録した国内ECの4258ブランドから届いたメール7621通(定期配信1156ブランド・3103通、サンクスメール3980ブランド・4066通)
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