2026年10月3日 20:23 1 ステージナタリー編集部
SPAC秋のシーズン2026-2027 #1「伊豆の踊子」が、昨日10月2日の中高生鑑賞事業公演を経て、本日3日に静岡・静岡芸術劇場で一般公演初日を迎えた。
これは、今年、発表から100周年を迎えた川端康成の小説「伊豆の踊子」を原作に、多田淳之介が台本・演出を手がける“観光演劇”。本広克行監修による静岡県伊豆地域の映像をバックに、演歌、J-POP、ラップを交えたステージが展開する。2023年に初演され、今回が再演となる。出演者には山崎皓司、河村若菜、大内智美、春日井一平、加藤幸夫、桜内結う、舘野百代、ながいさやこ、布施安寿香、本多麻紀、三島景太、渡辺敬彦が名を連ねた。
開幕に際し、多田は「今日の学校の生徒さんたち、ノリが良くて楽しかったですね。やっぱりこの作品はお客さんと一緒に楽しめるのがいいなって改めて思いました。初演とは些細なところでちょっと違うんですけど、それが伝わって中学生も声を出して『ヒュー』とか言ってくれてましたね。イエーイって盛り上がって、お客さんも俳優さんもスタッフさんもみんなで楽しんでる感じです。作品も色々な旅をしてきたので、久々にホームに帰ってきたっていう感じがある。地元の物語、だからこその盛り上がり。Perfumeのライブも広島会場は温度が違うみたいな(笑)。そして作品誕生100周年なので、『百年後の私たち、きっとみんな生きてる』っていうセリフも、聞こえ方が変わったと思いました。ここから100年後、生きてるか、踊ってるか。そう、きっと生きて、踊っていたいですね。ありがとうございます」とコメント。
学生役を演じる山崎は「初演から3年経ってるから、その間に俳優もメンバーもいろんな人と出会ったり、考え方、感じることも変わってる。僕も他の作品をやる中でいろんな言葉をもらって、それが成長っていうかわからないけど、変わってる。あの頃よりもっとお芝居に興味を持って何かできるんじゃないかって。僕ふくめ全員そんな風にやってきたと思う。今世界が変わってるから、社会も3年前にお客さんが置かれていた状況も変わってる。その時に見たものとは違うものを受け取ったりするかもしれませんね。だから見に来てねってことか! はい、みんな変わってると思うんで見に来てください!」と呼びかけた。
公演は11月1日まで行われる。なお、10月31日には昭和女子大学の福田淳子特任教授による鑑賞講座が実施される。
SPAC秋のシーズン2026-2027 #1「伊豆の踊子」
開催日程・会場
2026年10月3日(土)〜11月1日(日)
静岡県 静岡芸術劇場
スタッフ
出演
山崎皓司 / 河村若菜 / ⼤内智美 / 春日井一平 / 加藤幸夫 / 桜内結う / 舘野百代 / ながいさやこ / 布施安寿香 / 本多麻紀 / 三島景太 / 渡辺敬彦
※U-25チケット、⼤学⽣・専⾨学校⽣・⾼校⽣以下・障がい者割引あり。