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パレスチナ、27年9月に自治政府議長選 議会選もまた延期

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特集

緊迫する中東情勢

米イスラエルとイランの戦闘が続くペルシャ湾岸、緊張が続くガザ情勢、イスラエルと周辺国の摩擦など、激動の中東情勢を伝えます。

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毎日新聞 2026/10/10 22:30(最終更新 10/11 19:03) 511文字
パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長(中央)=首相官邸で2016年2月15日午後6時16分、藤井太郎撮影 拡大
パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長(中央)=首相官邸で2016年2月15日午後6時16分、藤井太郎撮影

 パレスチナ自治政府のアッバス議長は10日、議長選と国会に相当する立法評議会選を2027年9月11日に実施する議長令を発した。パレスチナ通信が報じた。今年の11月28日に予定していた立法評議会選は延期する。

 立法評議会選の延期について、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区でユダヤ人入植者による暴力が横行していることに加え、ガザ地区でイスラエル軍の駐留が続いており、復興が進んでいないことなどを挙げた。

 パレスチナでは議長選は05年、立法評議会選は06年を最後に行われておらず、度々、延期されてきた経緯がある。

 ヨルダン川西岸の一部を統治する自治政府はイスラム組織ハマスが実効支配するガザ地区での統治にも意欲を示しているが、汚職がはびこり、ほとんどの住民から支持を得られていない。国際社会は繰り返し、改革と選挙を求めており、今回の延期はさらなる失望を呼ぶ恐れがある。

 立法評議会選にはハマスも参加する意向を示していた。ただ自治政府は選挙の参加の条件にイスラエルの承認などを求めており、ハマスと自治政府の主流派ファタハなどの間で協議が続いていた。パレスチナ内部での話し合いがまとまらなかった可能性もある。【エルサレム松岡大地】

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