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「CEATEC 2026」の展示がいろいろ興味深かった。来年も期待!【フォトレポート 総集編】【CEATEC 2026】

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イベントレポート

CEATEC 2026

時刻が湧き出る蛇口、吸うラーメン、網膜直接描画ディスプレイ、マンドレイクの甘露煮など多種多様

  • 編集部

2026年10月29日 13:31

 10月13日~16日に幕張メッセで開催された電子情報技術の総合展「CEATEC 2026」。INTERNET Watchでは会期中、展示会場からの速報を逐次、フォトレポートとしてお届けしたが、今回、それらを総集編としてまとめた。会場に行けなかった人はもちろん、CEATECというイベントを知らなかった人もぜひ、この記事を読んで同イベントに興味を持っていただければ幸いだ。

 来年は、2027年10月19日~22日に「CEATEC 2027」の開催が予定されている。今年は“フィジカルAI元年”がキーワードだったと言えるが、来年はまた別のトレンドでさまざまな展示を見られるはずだ。来年はぜひ、会場を訪れて最新の電子情報技術に触れてほしい。

INTERNET Watchではこのほかにも、展示会場の模様を中心としたレポート記事や、注目の出展者・主催者への事前インタビュー記事など、「CEATEC 2026」関連記事を多数掲載している。

また、Car Watchなどが報じた記事も含む、弊社Impress Watchシリーズの「CEATEC 2026」記事一覧ページも公開中だ。あわせて参照してほしい。

立命館大学/新潟大学

MxD研究室(立命館大学)
https://www.mxdlab.net/
Con-Tact株式会社
https://con-tact.tech/

 立命館大学/新潟大学が「超小型MEMS触覚センサ」を展示。これを用いた「遠隔地のモノの『硬さ』を伝えるデバイス」のデモなどを行っていた。

慶應義塾大学ハプティクス研究センター/モーションリブ

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=160

 慶應義塾大学ハプティクス研究センター/モーションリブのブースは「フィジカルAIにより臨機応変に動作するロボット」がテーマ。

IDDK

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=849

 “レンズのない顕微鏡”――レンズレス顕微観察技術「MID(Micro Imaging Device)」を紹介していたIDDKのブース。

TDK

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=26

 TDKのブースでは、「メタオプティクスミラーを用いた網膜直接描画(DRP)ディスプレイ」を体験しようと、多くの来場者がデモ機の順番を待っていた

※「メタオプティクスミラーを用いた網膜直接描画(DRP)ディスプレイ」については、TDKの10月2日付プレスリリースを参照

QDレーザ

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=250

 QDレーザもブースを出展し、網膜投影の視線追従システムなどを展示していた。同社は網膜投影技術・特許群を持っており、TDKの「メタオプティクスミラーを用いた網膜直接描画(DRP)ディスプレイ」にも使われている。

Dentsu Lab Tokyo

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=167

 「ラーメンさしさ」を体験できるデバイス「吸うラーメン」。吸い口から息を吸うと、ラーメンの香りがすると同時に、麺の種類(細麺やちじれ麺)に応じた音が鳴り、実際の麺やスープがなくてもラーメンをすすっている感覚を味わえるというもの。電通のR&D部門「Dentsu Lab Tokyo」のブースで体験デモ。

北海道札幌市×石狩市

 北海道札幌市×石狩市のブースでは、両市が共同で主催している「現地視察ツアー」などを紹介。石狩市内にあるデータセンターや発電所、札幌市内にある北海道大学スマート農業教育センター、スタートアップ支援施設などを2泊3日で視察するスケジュールとなっている。道外のAI・半導体・データセンター関連企業が対象で、参加費は無料(宿泊先は主催者側負担でホテルを用意。札幌までの交通費は参加者負担)。

アンリツ

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=22

 アンリツのブースで展示されていた次世代VNA「Tensor Vector Network Analyzer」。通信・デバイス機器メーカーや研究機関などが使用する多機能ネットワークアナライザーに、AIエンジンを搭載。自然言語での対話により設定・測定などの複雑な操作を行えるという。スタンドアローンで動作するが、実機の展示は間に合わなかったということで、ブースではPCでソフトウェア部分のデモを行っていた。

三球電機製作所(CIAJオール光ネットワークパビリオン)

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=264

 「CIAJオール光ネットワークパビリオン」に出展していた三球電機製作所のブースでは、超高強度光ファイバーケーブル「HS-FRシリーズ」を展示。強度を保ちながら、柔軟性も備えているという

海洋デジタル社会パビリオン/宇宙共創パビリオン

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/ja/exhibition/x-park/pavilion/digital-ocean.html
CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/ja/exhibition/x-park/pavilion/space-co-creation.html

 「海洋デジタル社会パビリオン」には“海洋DX”に取り組む企業・団体らが出展。その中の1社である富士通では、水中ドローンなどを活用して水中空間をデータ化する「海洋デジタルツイン」を紹介していた。

同パビリオン内に設置された水槽の中をカメラで撮影したデータから、ほぼリアルタイムに3Dデータを生成するデモ

 「次世代に、どのような海を手渡すのか」をテーマに行われた「Blue-Shrimp Summit.2026」の学生コンテストの作品も展示。「海洋デジタル社会パビリオン」の狙いについては、事前インタビュー記事『持続可能な回転寿司のある未来へ。「水中空間のデータ化」で海洋産業をDX、「海洋STEAM教材」で若き担い手の育成』をぜひ参照してほしい。

 「海洋デジタル社会パビリオン」には、今年新たに設けられた「宇宙共創パビリオン」も併設。三菱電機、富士通、Manufacturoなどが出展。

本田技術研究所

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=56

 Hondaの研究開発子会社である本田技術研究所のブースで展示していた「CI運転支援スマホアプリ」。自転車やバイクに後付けできるカメラから入力される周囲の映像をもとに、CI(Cooperative Intelligence:協調人工知能)がリスクを予測し、スマートフォンでアラートを出す仕組み。

タイガー魔法瓶

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=356

 出展者への事前インタビュー記事『新型IoT炊飯器でエディオン×タイガー魔法瓶が仕掛けてきた。IoT家電の「普及への壁」打破へ協業、狙うのは親孝行市場』でお伝えしたタイガー魔法瓶の「IoT炊飯器」の新製品や、参考出品となる「IoT電気ポット」が、同社ブースに展示。

エディオン

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=367

 そのタイガー魔法瓶の向かいにあるエディオンのブースでは、このIoT炊飯器とネット回線サービス、設置・設定サポートをセットにした「親孝行見守りパック」を紹介。同パックの提供の狙いなど、詳細は同インタビュー記事を参照してほしい。

 両社の展示ブースについては別記事でもレポートしている。

 同じくエディオンのブースでは、同社が展開するプライベートブランド「e angle」から年末~年明けごろに発売を予定しているスマートロックの新製品も参考展示。

LBMA Japan

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=86

 「位置情報ビジネス&マーケティング カオスマップ」の2026年版。このカオスマップは、位置情報ビジネスの業界団体であるLBMA Japanが毎年この時期に最新版を発表し、CEATECのブースで展示するのが恒例となっている。同ブースの主な展示については別記事でレポートしている。また、LBMA Japanに事前インタビューした記事『位置情報を必要としているのは地図アプリだけじゃない。「AIが現実空間を認識し、動くための基盤」へ』もぜひ参照してほしい。

JC-STAR制度(IPA・経済産業省)

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=388

 IPAと経済産業省は、JC-STAR制度のブースを出展。IoT製品のセキュリティレベルを評価・可視化するラベリング制度「JC-STAR」の紹介に加え、認証取得製品の展示、脆弱な製品に対するハッキングデモを行っていた。

インターバース社会実装推進メタコンソーシアム/人間拡張コンソーシアム

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=318

 インターバース社会実装推進メタコンソーシアム/人間拡張コンソーシアムのブースでは、山形大学による取り組みとして、人気マンガ/アニメ『ダンジョン飯』に出てくる料理「マンドレイクの甘露煮」を展示。実際に食べられる食品として3Dフードプリンターで出力するというものだが、これがいったい何のためのテクノロジーなのかという説明は、両コンソーシアムの関係者に事前インタビュー取材した記事『CEATECで体験できる新概念「インターバース」と「人間拡張」の最前線。会場で食べられる『ダンジョン飯』の再現食から、重さを感じるVRまで』を参照のこと。

3Dフードプリンターで出力した「マンドレイクの甘露煮」にみたらし団子のタレをつけて、色を原作のイメージに近づけた状態
同ブースでは「マンドレイクの甘露煮」の試食品も用意。ただしこちらは、上記の3Dフードプリンターで出力したものではなく、同料理の味をマンナンライフが再現した1cm角のもの

産業技術総合研究所

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=36

 産業技術総合研究所のブースには体験型の展示が多数。写真は、微量ガス制御による「小型ウェアラブル嗅覚ディスプレイ」とVR技術を連携させることで、人の嗅覚特性を取り込んだ高度な“匂い体験”の実現を目指す研究の展示。同ブースのそのほかの展示については、事前インタビュー記事『「モアレ画像で“たわみ”測定」「座ったままで転倒リスク判定」「匂いが出るVR」――社会実装へ、産総研が本気の挑戦』を参照してほしい

富士通

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=183

 高さ7.5mの巨大なゴジラのパネルで、遠くからも目立っていたのが、ホール6の奥に位置する富士通のブース。ブース内にはリアルな模型を展示しており、撮影スポットとしても人気を集めていた。

 富士通のブースでは、マーカーレスのモーションキャプチャー技術「Human Motion Analytics」を体験できた。体験者がゴジラになりきり、街を破壊するような動きをすると、骨格認識AIがその動きをデータ化。ゴジラの3Dモデルに動きが反映された動画を確認できる。

 同ブースの展示については別記事にて詳しくレポートしている。

情報通信研究機構

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=29

 「時刻が湧き出る蛇口」が情報通信研究機構のブースに展示されていた。日本標準時(JST)をマイクロ秒精度で光ファイバで高精度供給・遠距離伝送するための研究開発を紹介するための展示だという。

 このほか、情報通信研究機構の展示については、研究者への事前インタビュー記事『Wi-Fi・5Gのエリアを拡大する「電波散乱シート」や、「時刻が湧き出る蛇口」「宇宙天気予報」など盛り沢山』も参照してほしい。

理化学研究所

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=285

 展示ホール6に降りると目に入ったのが、理化学研究所のブースにある、スーパーコンピュータ「富岳」のデカいオブジェ。「富岳」の実物は高さが約2.2mなのに対して、約3mもあるという。

 同ブースについては、担当者への事前インタビュー記事『新スパコン「理究」が本格稼働へ。「ROQUO」で量子HPC連携も加速――理研が手掛ける計算基盤の最前線』を掲載しているので、ぜひ参照してほしい。

理化学研究所のブースでは、「富岳」をモチーフにした浮世絵風の重ね捺しスタンプを用意。来場者自身が5色/5版を重ねて捺していくと完成する

協同

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=119

 株式会社協同のブースでは、世界初だという平行視タブレット「MYOFREE」を紹介。40cmの距離にある画面を、5m先を見たときの焦点で見るようにする仕組みだ。専用グラスを装着して眺めると、手元にあるはずの画面が、タブレットよりも奥のほうにあるように見える。「視環境ストレスの軽減が期待できる」ということで、「眼が休まるゲームセンター」としてアピール。

JEITA半導体フォーラム2026

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=314

 恒例の「半導体産業人生ゲーム」が、今年もJEITA半導体フォーラムのブースに。

JR東日本

 JR東日本のブースでは、ウォークスルー改札を体験できた。同社担当者へのインタビュー記事『JR東日本は鉄道だけじゃない!「宇宙」から「豊かな生活」までフル展示。次世代「ウォークスルー改札」も通り放題!?』も掲載している。ぜひ参照してほしい。

千葉県

CEATEC 2026 出展概要ページ
https://www.ceatec.com/nj/exhibitor_detail_ja?id=50

 チーバくんが目印の「CHIBA」ブース。千葉県内の企業10社が出展し、IoTセンサーシステム、ロボット、ホログラムなどを紹介。

東京都スタートアップ戦略推進本部

東京都スタートアップ戦略推進本部
https://www.startupandglobalfinancialcity.metro.tokyo.lg.jp/

 千葉県のブースのすぐそばに、東京都スタートアップ戦略推進本部のブース。目を引く展示は「伝統の山車を最新技術でアップデート!」したとのこと。

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