

Google は 2026 年 10 月 28 日 (現地時間)、開発者向けカンファレンス「Android Dev Summit」において、既存の Android アプリを Googlebook や折りたたみ式デバイスに対応させる作業を支援する「Compose アダプティブスキル」の更新を発表しました。
これにより、AI コーディングエージェントがアプリの UI を点検し、キーボードショートカットやホバー表示などデスクトップ向けの機能を実装できるようになったほか、折りたたみ式デバイスの姿勢に合わせた画面の最適化にも対応しています。
スキルで Googlebook 向けの対応を進めやすく
Compose アダプティブスキルは、スマートフォン、折りたたみ式デバイス、Googlebook、タブレット、駐車中の車、XR など、さまざまな画面に合わせてモバイルアプリを変換する作業をエージェントに任せるためのスキルです。スキルは、AI コーディングエージェントに特定の分野の専門知識と特定の指示を与えるものです。
Google は、Googlebook の登場によって、スマートフォン向けとノートパソコン向けに別々のコードを用意しなくても、アプリを両方の画面に対応させられるようになったと説明しています。基調講演では、このスキルでできることを示すデモも披露されました。
デスクトップ向けの対応を点検して実装
今回更新されたアダプティブスキルは、既存アプリの Compose で作られた UI を点検し、キーボードショートカット、カスタムのポインタカーソル、ホバー状態、ボタンやコントロールのツールチップを見つけて実装できます。
また、画面遷移の把握やレイアウトの移行に加えて、アプリ全体の状態管理も明示的に処理するようになりました。
折りたたみ式デバイスの姿勢への最適化も追加
スキルには、折りたたみ式デバイスの姿勢に合わせた最適化も加わり、メディア画面やカメラ画面をテーブルトップのレイアウトに自動で組み替えるといったことに対応できます。
Google は、来年 Google Play でアプリやゲームが折りたたみ式デバイスでどのように動作するかを詳しく調べ、アダプティブな作り方を紹介する機会を増やすとしています。
アプリは Compose アダプティブスキルで最適化したうえで、Android のアダプティブ品質ガイドラインに沿って対応するよう案内されており、ゲームはアダプティブゲームのガイドラインに沿うよう案内されています。
Google Play ストアで必要になる要件の詳細は、年内に Google が発表するとしています。