

Google は 2026 年 10 月 28 日 (現地時間)、ChromeOS 156 安定版を実行する Chromebook などの ChromeOS および ChromeOS Flex デバイス向けに、1 回目のマイナーアップデートの展開を開始しました。
このアップデートにより、サポートされるデバイスは Chrome ブラウザのバージョンが 156.0.8078.42 から 156.0.8078.77 へ、プラットフォームのバージョンは 16836.19.0 から 16836.30.0 へと更新されます。
記事執筆時点で、筆者の所有する Chromebook / Chromebox でアップデートを確認しており、サーバー側の状況を見てもとくに遅れのあるデバイスはありません。
アップデートの内容
今回のマイナーアップデートでは、内蔵されている Chrome ブラウザにおいて、合計 9 件のセキュリティ脆弱性が修正されています。このうち、最も深刻度が高い「Critical (致命的)」とされる問題が 1 件含まれており、詳細は以下のとおりです。
- CVE-2026-118331 (Critical) : FileAPI における不適切な入力検証 (Improper input validation)
このほかにも、Animation や Compositing、UI、ReadingList、Payments、Paint、WebAudio などのコンポーネントにおいて、深刻度「High (高)」が 8 件修正されています。
なお、ChromeOS 固有のシステムコンポーネントやサードパーティ製コンポーネントの修正は、今回のリリース告知には記載されていません。
既知の問題
現時点において、今回のアップデートを適用した実機で広く影響を及ぼすような新しい深刻な問題の報告はありません。
ChromeOS 156 へのメジャーアップデートでは、複数のモニターに接続した Chromebox で起動画面がフリーズする問題が報告されていましたが、IssueTracker では今回のアップデートで解消したことが報告されています。
一般的なトラブルシューティングでも解決できない問題が発生した場合は、以下の手順で Google にフィードバックを送信できます。
- [設定] > [ChromeOS について] > [フィードバックを送信] または Alt + Shift + I
アップデートの確認と適用
今回のアップデートにはセキュリティ修正が含まれており、新しい不具合の報告もないため、通知が届き次第早めに適用しておくことをお勧めします。
デバイスによって配信のタイミングが異なる場合があるため、まだ通知が届いていない場合は数日様子を見てください。組織で管理されているデバイスの場合は、管理者の設定によってアップデートが制限されていることがあります。
アップデートを手動で確認するには、[設定] > [ChromeOS について] > [アップデートを確認] を実行してください。