
かつて、1991年にAlex Seropian氏と共に名門“Bungie”を設立し、MarathonやHalo、Destinyの誕生と成功を支えたベテランJason Jones氏が、キャプテン・マーベルやスパイダーマン・ノワールを含む数々のマーベル作品で知られる(かつてBungieのIPインキュベーションを率いた人物でもある)作家Margaret Stohl氏と共同で、様々な媒体を横断する作品世界の構築を専門的に手がけるトランスメディアスタジオ「Stone Kite」を設立しました。
ロサンゼルスに拠点を置く「Stone Kite」は、映画やテレビ、ゲーム、コミック、文学等のクリエイターたちを結集させ、様々な形態のメディア展開を視野に入れたオリジナルユニバースの創造と開発を手がけるスタジオで、Margaret Stohl氏は現代のオーディエンスがもはや単一のメディアを通してのみ物語を体験するわけではないと述べ、クリエイティブなプロセスもこの現実を反映すべきだと説明。
自身のキャリアを省みて、最初に物語を語ったメディアがその後に続く全てのものを定義してしまうケースが余りにも多かったと語ったMargaret Stohl氏は、「Stone Kite」がそうした古いメディアの縦割り構造を打破するために設立されたと明かし、単一のメディアから外側へと翻案する従来のスタイルではなく、最初から異なる分野のトップクリエイターたちを集結させ、共に世界を形作っていくことで、何十年にも渡って探索できる世界を創り出すと強調しています。
また、スタジオの設立に伴い、最初のユニバースとなる「One Zero One」もアナウンスされ、これがJason Jones氏の手による作品世界であることが判明。さらに、暴走したAIロボットと人類の対峙を描くコミックシリーズの第1話「One Zero One #1」の配信がスタートしており、映画“メッセージ”でアカデミー脚色賞にノミネートされた作家エリック・ハイセラー氏をはじめ、Netflixドラマ“暗黒と神秘の骨”の製作総指揮クリスティーナ・ストレイン氏、映画“スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース”のキャラクター・コンセプトデザインを手がけたクリス・アンカ氏、さらにお馴染み桃桃子氏を含む数々の人気アーティストなど、驚きの超豪華制作陣が明らかになっています。
今のところ、Jason Jones氏の「One Zero One」IPがどんなメディアで展開するのか、詳細は不明ですが、公開されたキーアートやコンセプトアートは、ビデオゲームのそれと見ても全く違和感のないもので、「Stone Kite」の今後に大きな注目が集まるところです。

