こんにちは、こーへいです。
先日、Amazon QuickのデスクトップアプリがGA(一般提供)になりました。
https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-quick-desktop-app-ga
このGAと同じ9月9日付で、アクティビティフィードがiOS / Androidのモバイルアプリでも使えるようになりました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/09/amazon-quick-activity-feed-available-ios-android-mobile-devices/
アクティビティフィードはこれまでデスクトップ版の機能でしたが、これがモバイルにも来たことで、デスクトップで始めた作業を外出先で受けて続ける、という横断的な使い方が現実的になりました。今回はiPhoneのモバイルアプリで実際にフィードを触ってみたので、その様子を紹介します。
先に結論をお伝えすると、こんな感じです。
- アクティビティフィードがiOS / Androidのモバイルアプリで使えるようになった
- フィードには「フィード」「カレンダー」「やるべきこと」のタブがあり、優先度付きでやることを一元的に把握できる
- 今回はFreeプランのアカウントで試した
- 今回は外部アプリと接続していないので、チャットから手動でサンプルのフィードカードやタスクを追加して動きを確認した
- デスクトップ版でも同じフィードや「やるべきこと」が表示されたので、スマホでも同じ文脈で仕事を進められるようになった
そもそもアクティビティフィードとは
アクティビティフィードは、メール・メッセージ・カレンダー・CRMなど、接続したサービスからの「自分が対応すべきこと」を一箇所に集めて優先度順に見せてくれる機能です。対応が必要なものがフィードの上部に来て、各アプリを個別に開かなくても、Quickの中からそのままアクションできます。
もともとは2026年6月の自律エージェント関連のアップデートで、刷新されたアクティビティフィードとしてデスクトップ側に登場した機能です。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-quick/
今回のアップデートで、このフィード機能がモバイルアプリにも対応しました。フィードの中身の詳しい検証はデスクトップ版で改めてやろうと思っているので、本記事はモバイルで触ってみた内容を中心に紹介しようと思います。
今回試した環境
今回はFreeプランのアカウントで試しました。フィードは問題なく表示され、この記事の操作も一通り行えました。
アプリを開くとアップデートの案内が出る
モバイルアプリを開くと、まず「最新情報」として今回のアップデートの案内が表示されました。デスクトップとモバイルで会話・エージェント・ファイルが同期されること、フィードでメール・カレンダー・メッセージの優先事項や毎日のブリーフィングを確認できること、自分専用のエージェントを作れることなどが並んでいます。


案内を閉じると、フィードの画面が開きます。上部に「フィード」「カレンダー」「やるべきこと」のタブがあり、最初はどれも空(アイテムなし)の状態でした。

なお「カレンダー」タブは、GoogleカレンダーやOutlookなどのカレンダーを接続すると予定が表示されるようになると思います。今回は外部サービスと未接続なので空のままでした。ここは接続したうえで改めて試してみます。
サイドメニューを開くと「フィード」と「ライブラリ」、それに「新しいチャット」があります。以前の「My stuff」が「Library(ライブラリ)」に名前が変わっているのも、今回のアップデートの案内どおりです。

「やるべきこと」を手動で追加してみる
今回は外部サービスと接続していないので、フィードに自動で流れてくるものがありません。まずは手動で「やるべきこと」を追加して、動きを見てみます。
「やるべきこと」タブの右にある「+」から追加します。

タイトル・メモ・優先度を入力する画面が出ました。優先度は「なし」「参考までに」「重要」「緊急」から選べます。ここではタイトルを「買い物」、優先度を「緊急」にして追加してみました。

追加すると、「やるべきこと」に1件、緊急として登録されました。左にスワイプすると完了状態にできます。

登録した項目を長押しするとメニューが出ます。

タスクをそのままチャットに渡してみる
「やるべきこと」に登録した「買い物」を起点に、チャットで続きの作業を頼んでみます。スマートエージェントに「予算5000円で夜ご飯の材料買うべきもの教えて」と送ってみました。

献立と食材の一覧、目安価格、合計金額まで表を作って返してくれました。合計は約4,730円で、予算内に収まる形にしてくれています。

フィードにサンプルカードを追加してもらう
次に、外部接続なしでフィード本体の動きも見たかったので、チャットで「フィード機能を使いたいから何かしらサンプルで追加して」と頼んでみました。

Quickが、実際の仕事のシーンで役立ちそうな種類の違うサンプルカードを3枚、フィードに追加してくれました。「田中: 見積書レビュー依頼(返信が必要なメッセージ)」「Q3定例: 時間の重複あり(予定の調整)」「新機能リリース: DAU 12%増(状況のお知らせ)」の3枚です。

フィードを開くと、追加された3枚が優先度付きで並んでいました。「重要」のバッジが付いたものもあります。

カードを開くと、内容と一緒に「次のステップ」として候補のアクションが出ます。Q3定例のカードでは「空き時間を確認」「リスケを提案」が提示されました。ここから会話に入って、そのまま調整作業を進められる作りです。

試しに「明日14時のミーティング重複を確認して、調整案を提案して」と頼んでみました。

返ってきたのは、このフィードカードはサンプルデータ(sample: true)で、実際のカレンダー情報は含まれていない、という説明でした。実際の予定を確認するにはカレンダー(Outlook)連携が必要だが、いまは接続されていないので重複状況までは確認できない、とのことです。あわせて、カレンダー連携は主にデスクトップ/ウェブ版の設定から有効化する形で、モバイルからは項目が見つからない場合があるので次回デスクトップで設定するとスムーズ、という案内もありました。

サンプルなので当然といえば当然ですが、フィードのカードから会話に入り、足りない接続を教えてくれるところまで一通り流れが分かりました。実データでどう動くかは、コネクタをつないだうえでデスクトップ版で改めて試すつもりです。
処理したカードはフィードから消える
対応が済んだカードは、右にスワイプして「クリア」で片付けられます。カードを1枚クリアすると、フィードのカウントが3から2に減りました。


デスクトップと同じフィードが出る
今回モバイルで追加したフィードカードや「やるべきこと」は、デスクトップ版で開いても同じものが表示されました

これまでQuickのAI機能はブラウザやデスクトップが前提で、外出中はいったん保留になりがちでした。フィードとやることがスマホでも同じ文脈で見えるようになったことで、移動中や離席中でもそのまま仕事を進められます。
まとめ
アクティビティフィードがiOS / Androidのモバイルアプリで使えるようになり、あわせてデスクトップとモバイルでコンテキストが同期されるようになりました。今回はFreeプランのアカウントで試して、フィードやタスクの基本的な動きを一通り確認できました。
今回は外部接続なしで、手動のタスク追加とサンプルカードでフィードの動きを見ました。コネクタをつないだ実データでの挙動や、フィード検索・デイリーブリーフィングといった強化点は、デスクトップ版で改めて検証してブログにします。それでは。