元日本代表監督の岡田武史氏が日本サッカー協会の副会長を辞任した。2026年に行われたワールドカップをめぐり、「私はスポーツは高潔であるべきだという信条のもと、その社会的価値を大切にしてきた。しかし、今回のワールドカップをめぐる一連の対応については、私自身の信条との間に大きな隔たりがあった」などと協会を通じて説明している。
そんな岡田氏は作家・阿川佐和子氏との対談でもFIFAについて苦言を呈していた。3億円を超えるリセールチケット、W杯の出場枠拡大――。日本サッカーを牽引してきた名将が明かしていた、電撃辞任の理由にもつながる怒りと提言とは。(初出:「週刊文春」2026年8月6日号)
FIFAの商業主義に…
阿川 今回のW杯、政治介入がちょっとひど過ぎやしませんか?
岡田 力さえあれば許される世界になっているよね。トランプ大統領が判定に口出しして覆った疑惑が出たし。FIFAは政治介入にはすごくうるさかったはずなのに。去年はトランプにFIFA平和賞とかあげちゃって、何やそれ!
阿川 ホント、信じられない!
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岡田 FIFAの商業主義もなんだかなぁ。チケットはFIFAが運営するリセールサイトで最高3億円超えだからね。
阿川 3億円?! ダフ屋みたい。
岡田 あと、これまで出場できたのは32カ国だったけれど、今回は48に増えた。
阿川 そのせいで決勝トーナメントに進んでもベスト32でしたね。
岡田 FIFAのインファンティーノ会長は次回から出場国を64カ国に増やしたいと。なんか誰でも出られる感じになって、予選のドキドキ感や価値が下がってしまう気がする。
阿川 日本のサッカー協会は大丈夫なんですか。
《対談のこの続きでは、サッカー協会及び宮本恒靖現会長への考え、ブラジル戦の敗因分析、これからの日本代表に必要な監督像などについて語っている。記事の全文は「週刊文春 電子版」で読むことができる》
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