デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが、NBAスターとして注目を浴び続ける現在の生活について本音を明かした。輝かしいキャリアを築く一方、プライベートでは過度な注目を好まないヨキッチは、疲れを感じていると語った。
ヨキッチは、セルビア出身の元NBA選手ミレ・イリッチ(元ニュージャージー・ネッツほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『Jao Mile Podcast』に出演。そこで自身の知名度について語り、周囲からの注目が年々負担になっていることを明かした。
「名声に悩まされることが、どんどん増えている。こんなことを言うと陳腐に聞こえるかもしれないけど、声をかけてくる人たちに対して、僕はどんどん不愛想になっているんだ。正直、疲れるよ。僕の周りにいる人たちは知っている。僕が写真撮影に応じないのは、それが自分の時間だからだ。これもまた不愛想に聞こえるだろうけど、僕に何ができるんだよ、と思うね。理解してもらえないなら、それでもいい。でも、こういう生活を11年、12年も続けてきた。もう十分だよ」
ヨキッチは、自身の対応が不愛想に映ることは理解しつつも、自分にとっては必要なことだと語った。さらに、「『動物園で動物の写真を撮る』みたいな感覚で接してもらったほうが、僕はむしろ気が楽」と述べた。
NBAを代表するスターとなった現在も、ヨキッチはコート外での生活を極力大きく変えずに過ごしてきた。だからこそ、日常生活の中でも常に“NBA選手”として見られることに、少なからず疲弊しているようだ。
また、ヨキッチは自身が若者たちのロールモデルになることについて否定的な見解を示し、子どもたちに大きな影響を与える存在は、スポーツ選手などではなく、身近な家族や友人だと持論を展開した。
「有名人が本当に子どもたちに影響を与えられるとは思えない。その役割を担うのは友人や家族だと思うんだ。自分が若い人たちにそれほど大きな影響力を持っているとも思わない。『みんなあなたを尊敬している』と言われることもあるけど、そうであるべきではない。僕自身、誰かを崇拝してきたわけではないからね」
世界最高峰の選手の一人として称賛され、3度のMVP受賞やNBAチャンピオンという実績を残してきたヨキッチ。しかし、本人が望んでいるのは、スターとして扱われることではなく、一人の人間として自分の時間を過ごすことなのかもしれない。
世界中から注目を集めることは、NBA選手として成功した証でもある。その一方で、ヨキッチにとってそれは、何気ない日常が「自分の時間」ではなくなってしまうことを意味する。誰もが憧れるほどの名声を手にした一方で、ヨキッチが求めているのは、スターではなく一人の人間として過ごせる時間なのかもしれない。
ニコラ・ヨキッチの関連記事
-
2026.07.05
セルビアがヨキッチの22得点14リバウンドでスイスに圧勝…前川崎のリスティッチも出場
-
2026.05.02
「ずっとナゲッツにいたい」ヨキッチ、ナゲッツへの忠誠と1回戦敗退の現実を語る
-
2026.04.19
ついにプレーオフ開幕…ウェストはナゲッツが白星発進、ヨキッチ堂々のトリプルダブル
-
2026.04.02
ニコラ・ヨキッチ、シーズン平均“トリプルダブル”が確定…2季連続はウェストブルックに続く快挙
-
2026.03.25
ニコラ・ヨキッチが23得点17リバウンド17アシスト…サンズを下したナゲッツは3連勝
-
2026.03.02
ヨキッチがドートのラフプレーに激昂…優勝候補である両陣営の試合後のリアクションは
NBAの関連記事
-
2026.09.13
「不公平」ベン・シモンズ、自身のNBA復帰をめぐりパトリック・ベバリーと“舌戦”
-
2026.09.12
ジェイレン・ブラウンがナイジェリアのリングでボクシング…実はNBA契約上リスクのある行為?
-
2026.09.12
ホークス、オフに加入のデビン・カーターをウェイブ…来季に向けロスター整理を本格化
-
2026.09.12
グリズリーズ、DAZNとパートナーシップ契約…ローカル中継も「テレビから配信」へ
-
2026.09.12
クミンガを逃したレイカーズ、ウイング強化に向けバンダービルトらのトレードを模索か
-
2026.09.12
ドワイト・ハワード、引退表明から半年で現役復帰…ジョージアのクラブチームと契約