アストロピクスでも先日お伝えしたとおり、木星氷衛星探査機JUICEは、2026年9月28日に地球でのスイングバイ(フライバイ)を実施しました。スイングバイとは惑星などの天体の重力を利用して探査機の速度を変える技術のことです。今回の地球スイングバイでJUICEは、速度を秒速3.5メートル増加させ、軌道を20度変えることに成功しました。
冒頭の動画は、今回のスイングバイの際にモニタリングカメラで撮影された画像をもとに作成されたものです。なおモニタリングカメラは、特に打ち上げ時などに探査機のアンテナなどを監視するためのカメラで、JUICEには2基のカメラ(JMC1、JMC2)が取り付けられています。
動画の冒頭では、JUICEモニタリングカメラ2(JMC2)で撮影された一連の画像が映っており、画面右下に地球が細い三日月形として見えています。
約10秒後にはJMC1の画像に切り替わり、画面右上に地球のほぼ全体が見えてきます。地球の右側には月も小さく映っています。
動画の最後はJMC1から9月29日に撮影されたもので、地球が遠ざかっていくようすを見ることができます。
(参考記事)
「木星氷衛星探査機JUICE、地球でのスイングバイ成功。地球や月の画像も撮影」
「木星氷衛星探査計画『JUICE』 打ち上げ後の予定は? 何を探査する?」
CREDIT: ESA/Juice/JMC; ACKNOWLEDGEMENTS: Simeon Schmauß
(参照)ESA