
この画像は、すばる望遠鏡がとらえたもので、衝突銀河Arp 323が映っています。右のArp 323Aと左下のArp 323Bからなるこの銀河のペアは、うお座の方向、地球から約3億7000万光年の距離にあります。画像は、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)」で撮影されました。
スポンサーリンク
長い「尾」は三つの銀河の相互作用で形成されたか
Arp 323Aの銀河中心には、活動的な超巨大ブラックホールが存在すると考えられています。画像の左下の方には、潮汐の尾が長く伸びています。近年の研究では、Arp 323の特徴的な構造は、矮小銀河を含む三つの銀河の相互作用によって形成された可能性が示されているとのことです。
Arp 323は、周囲の銀河とともに、「HCG 98(ヒクソン・コンパクト銀河群98)」と呼ばれる小規模な銀河の集団を形成しています。
すばる望遠鏡は、ハワイ島のマウナケア山頂付近に設置されている口径8.2mの巨大望遠鏡です。画像は、すばる望遠鏡のウェブサイトで2026年10月21日に公開されました。
(参考)
「すばる望遠鏡」関連記事一覧
「相互作用銀河」関連記事一覧
Image Credit: 国立天文台;画像提供:田中賢幸
(参照)すばる望遠鏡